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この世に本来、物は無し。 [6x6]

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今回、視察旅行の後半では、プーアル茶で有名な普洱(プーアル)を経てさらに南下、
雲南、南の街・景洪へ。
景洪は、ラオス、ミャンマーと国境を接し、高床式住居に住む少数民族・タイ族の居住地でもあり、
街の雰囲気も“中国”というよりは“東南アジア”のよう。
気候もガラリと変わり、雲南北部では4~5℃しかなかった気温が、南では20℃以上となり、
バナナの木やゴムの木を多く見かけるようになる。
仏教が盛んな地もであり、近くには曼飛龍仏塔という仏塔が建っていた。

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この仏塔を訪ねた時、ガイドの方がポツリと一言。

「この世に本来、物は無し。埃を掃く必要も無し」

中国の古い言葉だそうである。

ある寺院に僧侶になるため、やってきた少年がいた。
が、少年は寺院の決まりだった掃除を一切やろうとしない。
先輩僧侶が咎めると、少年は、こう答えた。
「世の中には本来、物はない。だから、埃も存在しないし、掃除の必要はない」
その後、何年かして少年は高僧になったという。

このことから、

自らの心を清らかにして、急がず慌てず、なりゆきに身を任せれば、道は自然と開ける。

そういう意味の言葉として伝えられてきたという。


今回、10日ほど雲南に滞在し北から南まで一通り見て周ったが、
雲南の魅力を一言で言うのは、とても難しい。
街も自然も、行く先々で違う表情があり、それぞれにとても魅力的だったからである。
ただ、どこに行っても共通していたのは、

急がず慌てず、でも人生を捨て切ることなく、
ひっそりと佇むように、だけど逞しく、日々を営んでいる。

そんな人々の姿だったような気がする。

物が豊かになった現代において、物じゃない“豊かさ”もあることに、
改めて気付かされた、そんな旅だった。

と。

思いつつも、新しいカメラは欲しくなってしまうのだが・・・・(笑

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コメント 2

meg

良い言葉、そして、良い写真に数々にとても考えさせられた数日間でした。
有難う御座います。
と、私もカメラ買ってしまいました。。。
by meg (2008-12-30 18:42) 

goma

>megさん
そう言って頂きありがとうございます^^
カメラ、何を買われたのでしょうか・・・・?
お写真、楽しみにしています!

by goma (2008-12-31 00:14) 

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